住宅ローンが気になる!!
住宅ローンの基準
まず勤務先についてですが、公務員や、1部上場の企業などであれば条件はクリアです。
信頼性のある条件の場合は、金利も最優遇金利を提示されることもあるかと思います。
それとは逆に、個人事業主の場合は、黒字申告をしている程の事業を行っていたとしても、安定感に欠けると判断されるため、サラリーマンの信用評価に比べると、低い評価を受けてしまうことが多いといわれています。
勤務年数については、長ければ長いほど良いという考えが一般的です。
2年から3年程度働いていれば、問題なく融資を受けられると思います。
年収については、高ければ高いほど良くなります。
年収400万円以上あれば全く問題無いと思います。
年収が300万円台でも、ローンが1,000万円台であれば融資を受けられる可能性は高いと思います。
住宅ローンが通るか心配
住宅ローンは1つしか持つことができませんので、既にローンで自宅を購入している方は、基本的に住宅ローンを組むことができません。
また、過去に組んだローンで滞納などの事故歴があると、融資を受けることができない可能性があります。
この場合、住宅ローンだけでなく、車のローンやカードのキャッシングも査定の対象になりますので注意しましょう。
自己破産などをしている場合は一定の年数が経たない限り融資を受けることは不可能であると考えるのが妥当です。
過去に消費者金融を利用したことがあるだけでもマイナスポイントになりますので、借りている場合は完済しておきましょう。
自動車を購入するためにオートローンを組んでいたり、クレジットカードをたくさん持っている場合などは、ローンを組める額の限度が下がったり、ローンそのものが組めなかったりすることがあります。
返済に無理が出るような状態では、融資を受けることは難しい、というのが、金融機関側での一般的な考え方ですので、この辺りを理解して、ローンの相談をしてみましょう。
そして、信用情報に全く傷のない方でも審査に通らないこともあります。
それは、過去にクレジットカードも作ったこともない「スーパークリーン」と呼ばれる方です。
信用情報が存在しないということは、信用する基準がないことになります。つまり問題がないことが問題ということです。
【個人信用情報を調べる】
どうしても心配な方は、個人信用情報機関という組織があり、自分で調べることができます。
これは、本人以外は調べることはできません。
銀行ですら情報内容は知りません。
TEL:0570-055-955【月曜~金曜(10:00~16:00)】
○全国銀行個人信用情報センター(KSC)
TEL:0120-540-558【月曜~金曜(9:00~12:00、13:00~17:00)】
TEL:0570-666-414【月曜~金曜(10:00~12:00、13:00~16:00)】
住宅ローンで賃貸経営(どうしても賃貸経営をやってみたい人にオススメ)
通常どの金融機関でも、頭金なしで賃貸経営の経験もない人に、収益物件を購入するための資金を融資することはありません。
他に収益物件を所有しながら、何年も大家として利益を出している経験や実績があるか、他に所有物件を持っておらず、大家の経験がなくても、諸費用とは別に3割程度の頭金を準備できれば、融資を受けることができるというのが一般的です。
つまり、頭金0円で収益物件の経営の経験もない人には、収益物件を購入する資金を得ることは、とても難しいということになります。
住宅ローンで物件を購入する場合は、アパートローンよりも非常に簡単に融資を受けることができます。その理由は、購入する物件の担保評価や利益率などを考える必要がなく、返済する本人の与信だけで、融資を考えるためです。
サラリーマンである程度の年収があるという方で(一般的には400万円以上。300万円以上でもなんとかなるかもしれません)他の住宅ローンもなく、過去に滞納などの事故歴がなければ、大抵の場合融資を受けることができるでしょう。
収益物件を購入する際には、担保評価なども非常に厳しいのですが、住宅の購入であればそれほど問題はありません。