上毛町は地震に強い

日本は地震大国！上毛町は震度6強発生予想0％！！

日本に住む限り、地震は避けて通れない道です。

M6.1以上の大きな地震は5年に1度起きているとも言われ、住む場所を探すときの選択の一つに地震に強く、安全な場所を考えると思います。また、現在の住まいについても不安な方は多いはずです。

そこで、地震と大きな関係を持つ地盤について紹介します。

地盤の種類

【揺れやすい地盤】（泥や水を含んだ粘土、軟らかい砂から成る地盤）

・埋立地、干拓地、旧河道、谷底低地、三角州、海岸低地、砂礫州、砂丘、砂丘間低地

【液状化しやすい地盤】（地下水位の高い砂を多く含む地盤）

・埋立地、干拓地、旧河道、自然堤防、後輩湿地、三角州、海岸低地、砂州、砂丘間低地

【地震に強い地盤】

・山地、山麓、丘陵、岩石台地、砂礫質台地、ローム台地、扇状地

地震について心配なのが活断層です。

下記の図1～3は、赤が主要活断層、黒がその他の活断層を表しています。「国立研究開発法人　防災科学技術研究所」より　（J-SHIS地震ハザードステーション）

活断層について！上毛町は地震に強い

地盤の種類

活断層

図1

図2

図3

図1～3を見て分かると思いますが、上毛町は、主要活断層やその他の活断層がなく、他の地域と比べても地滑り地形も少ないのです。

上毛町の地盤と津波

上毛町は地震に強い

図4は、上毛町全体を地盤別に色分けしてみました。

どの地盤も地震に強く、液状化の心配も少ないことが分かると思います。

また、地震で心配なのが津波ですが、その心配もありません。

図4

上毛町の地震予想

30年以内に発生する地震の規模と確率、各地域への流れの伝わり方を計算すると、上毛町に震度6強の発生確率は0％です。「国立研究開発法人　防災科学技術研究所」より

揺れやすさの目安！「独立行政法人　防災科学技術研究所」より

●上毛町全体の平均が1.03

●小倉駅前が1.55（液状化が非常にしやすい）

●博多駅前が1.85（液状化することがある）

●新大阪駅が2.03（液状化しやすい）

●東京駅前が2.27（液状化が非常にしやすい）

【揺れやすさの目安】

○2.0以上の地域：特に揺れやすい

○1.6以上～2.0未満の地域：揺れやすい

○1.4以上～1.6未満の地域：場所によっては揺れやすい

○1.4未満：比較的に揺れにくい

※揺れやすさとは、表層地盤増幅率と呼ばれるもので、地表面の地盤の地震時の揺れの大きさを数値化したものです。数値が大きいほど地盤は弱く大きくなります。具体的には、揺れやすさ＝表層地盤増幅率が2倍になると、地震の揺れ幅が2倍になります。例えば、揺れやすさ＝表層地盤増幅率が2.0の地点は1.0の地点に比べて揺れ幅が2倍になります。

上毛町の山崩れが心配！？

山崩れ

「上毛町は山に囲まれているから津波の心配はないかもしれないが、山崩れが心配」と考えると思います。

実際に日本各地で大雨、地震、火山噴火などで大規模な山崩れ（深層崩壊）が発生し、崩壊した大量の土砂がそのまま一気に下流へ流れる災害が起こっています。

しかし、上毛町には昔から「ため池」がとても多い地域です。つまり、昔から降水量が少なかったことが分かります。降水量が少なければ、山崩れが起こる確率も下がってきます。

また、図5から深層崩壊確率は低いことが分かります。

深層崩壊は、山間奥地で発生することが多く発生の頻度も少ないことから、予測の技術は十分には進んでいませんが、発生場所については過去に発生した深層崩壊と地形、地質との関係を統計的に結び付けて予測する手法が開発されています。国土交通省では、この手法による「深層崩壊の発生の恐れのある渓流抽出マニュアル（案）」を作成し、全国で順次危険個所の調査が進められています。