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中古は新築よりどれくらい安い!?

平均1,000万円以上も安い!!

 

中古住宅最大の魅力といえば、やはりコストメリット。

マイホーム購入者の資金総額の平均は、注文住宅が3,614万円、分譲住宅が3,597万円であるのに対し、中古住宅は2,192万円と1,000万円以上も安くなっています。(国土交通省「平成24年住宅市場動向調査」より)

 

一方、一般的なフルリフォームの相場は(広さやこだわり方にもよりますが)500~700万円程度。大規模リフォームで内装や設備を新築並みに刷新した場合でも、新築の8割程度の価格で手に入れられることになります。

 

また、田舎ほど空き家問題が深刻な為、「安くて、こだわり」の家が手に入りやすいです。

コスト以外のメリット!!

中古住宅は、家族をターゲットにした広々とした物件が多く、最近の住宅に比べるとゆとりある造りになっています。こうした物件を購入し、自身のライフスタイル、世帯人数にあった間取りにリフォームすれば、機能と広さを両立した快適な住まいをお手頃価格で実現できます。

中古住宅市場って本当に盛り上がってる!?

これまで活発な取引が行われていなかった中古住宅市場ですが、ここ最近では大きく状況は変化して、「中古住宅ブーム」と言えるような活況ぶりを呈しています。

 

数年前から中古住宅の供給戸数は増加中です。

 

2006年に制定された「住生活基本法」では、住宅政策の中心を新築住宅から中古住宅へと変更した戦後以来の画期的な方針転換であり、中古住宅の流通率・耐久年数の向上などが目標に盛り込まれています。住生活基本法以降、中古住宅市場を活性化するための法整備が進みつつあります。

 

2012年3月には、国土交通省が「中古住宅・リフォームトータルプラン」を策定。2020年までに中古住宅流通・リフォーム市場の規模を現状の倍にあたる20兆円に拡大させるべく、様々なプランを打ち出しました。その中には中古住宅取得やリフォームに際しての税制優遇措置や、中古住宅購入費とリフォーム工事費を合わせて融資するローンの普及なども含まれていて、これらは実現性が高いとみられています。

 

2014年度には、リフォームした中古住宅を「長期優良住宅」に認定する制度も新設。長期優良住宅に認定されると、住宅ローン減税の拡充や固定資産税の軽減期間延長など、様々な税制優遇が受けれるようになります。

 

今後の展開として、EU諸国では既存住宅の取得には消費税が発生しないというのが一般的です。日本でも中古住宅取得やリフォームの際には非課税にする、といった議論が起こりそうです。

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